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2013年6月17日月曜日

アロマテラピーの本質について

私は、本年5月に『誰も言わなかったアロマテラピーの本質(エッセンス)』という本を出版した。
この本は、刊行されてすぐさま発売停止になった。
(なぜかアマゾンと楽天とでは販売された)

私はむしろ、その事態を嬉しく思った。どこの圧力か知らないが、言論の自由がある日本で、軍国主義時代の日本やナチズム下のドイツ、スターリニズムの圧制下にあったソ連のように、著書の存在を恐れる勢力によって、その発売を禁止されるというのは、私のような、たかが「アロマテラピー」についてのささやかな書物をものしたにすぎない人間にとっては、むしろたいへん名誉なことだと考えたからだ。

アマゾンや楽天などでこの本を買った人々には、10冊、20冊とまとめて購入する人が多かったと聞く。「幻の本になるから、いま1500円のこの書物は一冊一万円くらいになるだろう」といっていたとか。

そんなことは、私にはどうでもよい。それよりも原稿をじっくりと読み、校正を三回も丁寧に行って、目を通してくださり、製本を決意された出版社社長の悲憤の念はいかばかりか。

こんな不当な圧力に屈せざるを得なかった、同社社長の無念のお気持ちは察するに余りある。

また、アマゾンで運よくこの本を買われた方々は、みなこの書物(これでも削りに削られたのだ。某方面からの脅迫で)を高く評価してくださった。

だが、楽天で購入した人間のたった一件の「批判」は、「著者の思い込みが激しい。頭が固い云々」など、およそ批判の名に値しないものだった。

この方に申し上げる。

だいたい人間が怒ってものを言ったり書いたりするときは、何か自分に弱みがあるときだ。
それに、ご自分のそんな感想を羅列しても、私の所論自体の批判にまるきりなっていない。
もう少し論理的にものを考える習慣をつけられよ。
あなたの「批判」は、私に毛ほどの傷も与えない。

小学生でもこんなトンチンカンな理論は展開しまい。

小学校に入りなおすことを心からお勧めする、といっても、あまり効果は期待できないが。

2013年6月13日木曜日

アロマテラピーへの道

私は、この「語録」を通じて、自分が28年前に日本にはじめて体系的に導入したアロマテラピー(これを芳香療法と私は訳した)について、あれこれを思い浮かべるところの、吉田兼好流にいえば「よしなしごと」を、しかし、いまこのテラピーを学ぼうとする人びとに、いつか何らかの形で役立つと考えることを書き綴ってきた。

これからも、これを続けていく。

人は、私を「日本のアロマテラピーの父」などと呼んだりする。私は、そのつど、顔を赤くして、「とんでもない。私は植物と植物を用いた療法上で、フランスの『AROMATHERAPIE、アロマテラピー』 に遭遇したまでですよ」と、へどもど答える。

うまい受け答えなどとてもできない私である。

いわんや、これを商売に結びつけ、精油を売ったり、いかにも権威ありげな協会を作って会員を集め、その会員から大金をまきあげたりして、大儲けしようなどという意欲を持つ才能は、私には全く欠けている。

その点、マイナス的意味で、天才的といってもよいほどだ。

その絶対値はアインシュタイン以上だろう。

でも、一口にアロマテラピーを紹介するといっても、これは大しごとだ。もともとフランス語やフランス文学やフランス哲学などを勉強してきた私である。懸命になって、医学・薬学・生理学・化学・生化学そのほかの知識を頭に入れなくてはならない。日夜、寝食を忘れて努力に努力を重ねた。

チョモランマの頂上を極めた方々からすれば、せいぜい八ヶ岳に登った程度の私だろう。けれども、私には一種の使命感があった。

私の母は、クロラムフェニコールという抗生物質の副作用の造血機能不全で苦しんで死んだ。聞けば、二万人から三万人に一人、そうした副作用が出るのは、当局としては織り込み済みだったそうだ。

確かに三万人と一人とをはかりにかければ、 一人なんてネグリジブルな数字、統計上の数字だろう。けれど、私にとってはたった一人の母だ。こんな悲しみを人びとに与えぬ医学・薬学はないものか。

それがアロマテラピーへと私と突き進ませる原点となった。

2013年6月12日水曜日

妊娠とアロマテラピー

妊娠中にアロマテラピーをみずから行ったり、その施術をうけたりしても問題はないか、と不安を覚える女性は少なからずいる。

しかし、まず統計的原則を頭にいれて頂きたい。

いまここに、100組の若い男女のカップルがいるとすれば、そのうち1組は、生涯こどもをもつことはできない。

100人の妊婦がいればそのうちの1人ないし2人はかならず流産する。

その大半は、胎児の遺伝子の異常に起因する。

100人の新生児がいれば、そのうちの最低1人はやがて統合失調症(精神分裂病、schizophrenia スキゾフレニア)になる運命にある。

つまり、私がいいたいのは、妊婦の一部はアロマテラピーを行っているとかどうとかということは「全く無関係に」必然的に流産するという事実が存在するということだ。

いろいろな本には、妊娠時に避けるべき精油は、アニス、バジル、クラリセージ、サイプレス、ペパーミント、バラ、ローズマリー、ジュニパー、etc.と書いてあるが、マウスなどの実験動物を対象にして、通常の人間が用いる量に換算すれば、100倍もの精油を腹腔注入したりして得られた結果など、ナンセンスに等しい。

妊娠中は、芳香浴し、芳香の蒸気を吸入して、気分を和らげることが、むしろ望ましい。
ある女性は「流産がこわくて庭のハーブにも近づけない」などと嘆いていた。

ハーブや精油などの力で流産する胎児は、ほかの原因でも容易に流産するはずだ。自然は、「これはしくじったな」と思ったら、胎児を流産させ、母体を守り、再度の妊娠に備えさせる。

用いる精油が天然の、それも十分に有効な成分をもつものであれば、平常どおりアロマテラピーを妊婦が行ってもよほど特殊な精油でもない限り、まず差し支えない。

なかには、妊娠中には絶対にアロマテラピーを行わないうえに、一切香水をつけないという女性もいる。そうすれば安心だというなら、そうして頂いて結構。

アロマテラピーは、人から強制されてするものではない。

求める人が自分からすすんで行うテラピーなのだから。

2013年6月11日火曜日

「ヒッピー」とティスランドたちのこと


ヒッピーは、1960年代、米英で主として白人中流家庭の青年が、いまのホームレスとは異なり、家をただ飛び出し、近代合理主義自体を哲学なしに否定して、折からのベトナム戦争に反対した連中だ。

私は、ヒッピーというものが、本当に現代の戦争で儲ける人間に、心底から反対し、また、黒人を人間として認めることを強く主張したなら、そして白色人種中心主義を否定したなら、ヒッピーをよしとしたろう。

しかし、彼らは黒人差別主義、世の貧富の格差を何とも思わなかった。彼らは現状を「何となく否定し、哲学が貧困なまま」、どう世の中を変革していくかを突き詰めて考えていなかった、小金持ちのお坊ちゃん、お嬢ちゃんなのである。
だからLSDなんていう高価なドラッグにふけって、一日中ブラブラしてられたのだ。

 ヒッピーに黒人はいない。このことに注意してほしい。
彼らは、食っていくのがやっとだったからだ。黒人歌手、ギターの鬼才、ジミ・ヘンドリックスは黒人だが、白人青年むけに白人たちの手で売り出された人間であり、彼はヒッピーではない。いわば、サル回しの芸達者なサル同然の黒人だった。

女性歌手、ジャニス・ジョプリンは、白人にちがいないが、どう現状を変えていけばよいのかわからなかった。ジミ・ヘンドリックスは黒人たちからは黒人を裏切り、白人にへつらう裏切り者とされ、苦しんだ。彼は黒人公民権獲得運動もしていたのだが。当時は救急車も黒人だと搬送もしなかった。病院も黒人をうけいれなかった。

多くのヒッピーは、ベトナム戦争が米国の敗北に終ると、旧態のままの社会体制、社会通念の世界に戻ってしまった。IT技術に関連して大儲けした人間もいたし、ビートルズのように歌手として大金持ちになったものもいた。

白人のジャニス・ジョプリンは、現状に反抗するすべを知らぬまま、ヘロインで現実から逃避し、結果として自殺同様に、27歳で死んだ。

ジミ・ヘンドリックスはヒッピーにすらなれぬまま、やはり薬物死した。同じく27歳だった。
この2人は舞台でのパフォーマンス以外には反抗のすべを見いだせぬまま、ヒッピー的人生を最後まで全うして「筋を通した」人間だった。

しかし、ロバート・ティスランドやその妻マギーたちは、たんなる流行に乗って自然医学をかじるヒッピーにすぎなかった。そして、流行の終りとともに、その運動の本質もケロリと忘れて俗物になり果てて、アロマテラピーで一儲けした。「地金がでた」というべきだろう。

2013年6月7日金曜日

可能な限り品質のよい精油が必要な理由

よく一般向けのアロマテラピー本を見ると、「フランスでは、医師がアロマテラピーを実践しており、街の薬屋でも精油を売っており、医師はアロマテラピーに従って処方をしている」などという、とんでもないヨタ話が多く載っている。

これはすべてウソである。

精油はフランスでは健康保険適用ではない。この事情は、英国でも同じである。

私の尊敬する先生、東野利夫先生(敗戦直前の九大での米兵の生体解剖事件にたちあい、その経験を『汚名』として発表して話題を呼んで、先年テレビにも出演した方だ)は、そんなデマ記事を信用なさって、渡仏し、「アロマテラピーやあい」とばかり、フランスで何人もの医師に会って、この自然療法のことを問うたが、誰ひとりとしてアロマテラピーを知っている医師に会うことができず、がっくりして帰ってきた、とおっしゃっていた。

現在、EBM(エビデンスに基づいた医学)ということがよくいわれる。evidence-based medicine は「根拠に基づく医療」ということで、つまり「眼前の患者の状態にしかじかの治療を適用してよいか否かを検討する行動指針に立脚して行う、医学・医術」の意である。

アロマテラピーも、現行の法律はさておき、かりにも「医療」を名乗るなら、できる限りこの要件を満たさなければならないとお考えかもしれないが、アロマテラピーの薬理理論からすれば、真の天然精油ならば精油の成分に年々の多少のブレがあっても、これを問題視しない。

現在、ジェネリック医薬品といわれ、厚労省の認可をうけている薬剤もプラスマイナス20%の、先発医薬品との差が許されている。だから、医師によっては後発医薬品、すなわちジェネリック医薬品を絶対に処方しない医師はたくさんいる。厚労省のチェックが甘すぎるというのだ。

しかし、天然自然の「薬剤」である精油にそれを厳しく求めるのは不可能だ。でも100%天然の精油、それも高圧をかけず高熱で成分をむやみに破壊しない精油を用いなくては、全く話にならない。

クライアントをリラックスさせる力すらない、そんなまがい物を「アロマテラピー用精油」などと気やすく呼んで欲しくない。

2013年6月1日土曜日

ホメオパシーと支配星にまつわる話


バルネ博士のアロマテラピーは、特殊な形態をもつものであっても、やはり「植物療法」の一つとして、あくまで科学的な手法を用いて、その作用を追求し、効果を確認する科学的なものである。

これに反して、マルグリット・モーリーのアロマテラピーは、再婚相手のホメオパシー医のモーリーの影響で、どうもホメオパシー的な色合いが強い。 

そんなところに、バルネ博士の本をパクッたロバート・ティスランドが惚れ込んだらしい。
ロバートのアロマテラピーは、この両者の間をふらふら往来する奇妙な、科学的にみえたり非科学的に感じられたりする「ブレ」るアロマテラピーだ。

ホメオパシーは、少量を用いるから有益だが、大量だと有毒(ほかにもいろいろ理屈を並べるが、要はそういうこと)な物質を利用する自然療法と称する。

でもこれは、科学的うんぬんを論じる以前の日常的常識。たとえば食塩は生命の維持に不可欠だが、摂りすぎてはさまざまに体に害を及ぼす。水だって同じこと。ただの水でも大量に飲めば、胃の中の胃酸が薄まって消化不良をおこす。

しかも、有毒物を水にまぜて薄めたものが人体に有効だというが、その物質の分子が、計算上、1個も入っていなくても、その物質は「霊魂」化して有効性を失わないという。ここで、多くの人は、もうこれはオカルト的だ、ついていけないと考えるだろう。

ロバート・ティスランドは、これをアロマテラピーにあえて導入した。英国人の魔術・神秘愛好趣味を考えてのことだと思う。英国のハーバリスト、アロマセラピストは、人体や植物体などに一定の影響を有する「支配星」なんていうのを好んで持ち出す。そりゃ、太陽や月のような天体が地球に、生命体に影響するのは当然だが、地球からはるかに離れた金星・火星・木星・土星・さらには天王星が、人を選んで、植物体を選んで影響を及ぼすなど正気で考えられるだろうか。

そういえば、ある占星術師が自分の母は蟹座生まれだったせいで、ガンで死んだといっていた。(カニは英語でcancer、ガンの意味もある)ことを思い出す。蟹座生まれの人は、全員ガンで死ぬらしい。さあ大変だ。

2013年5月31日金曜日

セラピストの健康について

アロマテラピーの「トリートメント」を受けて、心身を「リラックス」させようとする人びとがふえてきたと聞く。
これを「リラクセーション」という。

断じて「リラクゼーション」 ではない

綴り     relaxation
発音    rìːlækɪʃən




トリートメントをしてもらう人は、多くて1週間に1回、少なくとも一か月に1回ということらしい。ここで気になるのは、セラピストの方がたの健康だ。

セラピストは1日に5~6人の相手をする。トリートメントに1時間かけたら、かならずトリートメントルームの空気を完全に入れ換え、セラピストは外にでて、肺をフレッシュな空気で満たさなくてはいけない。

この際、質の悪い精油、ごく少量の本物の精油を、ものすごく多量の合成香料で水増ししてある偽和された悪質な安物精油(市販の精油の大半はこれだ!)を使ったりすることは、絶対にやめること。そのような質の悪い精油を使うとセラピスト自身の健康を害したり命を縮めたりすることにもなりかねない。
例えば、ラベンダー油を成分定量(GC/MS;ガスクロマトグラフィー/マススペクトロメトリーなど)で一定の規格に合う品質に調整するために合成香料のリナロールやリナリルアセテートが偽和剤として加えられる。

「超臨界流体二酸化炭素抽出の天然香料」を、従来の精油に変えて用いることがよいと思う。
これは、熱による変性や溶剤による化合のリスクが無く、香料植物そのものの香りが楽しめる。
稀釈して、植物本来の香りを楽しむのに非常に有用な新しいものだと考えられる。
ただし、リナリルアセテート(酢酸リナリル)のように、水蒸気蒸留中に生成される成分の薬理効果を期待する際には、CO2抽出物は向かない。

2013年5月30日木曜日

モーリー夫人

1895年にオーストリアのウィーンに生まれ、1968年にロンドンで、愛弟子、ダニエル・ライマンにみとられて脳卒中で死去したマルグリット・モーリー。彼女は、夫のホメオパシー医、モーリーの影響をうけ、また20世紀前半当時の芸術的な時代思潮の影響のもと、「クライアントを陶酔させる」ことをめざす(なんとなく魔術的ムードがある)独自のアロマテラピーを構築し、これを静かに、あたかも「秘教(エゾテリズム)」を弘布するように人々にひっそりとこれを教え、施術した。こんなところに、藤田忠男博士などが「ウサン臭さ」をお感じになるのかも知れない。

これが、大戦後にロンドンから次第にひろまっていった「アロマラピー」の中心的なテクニックの地位を占めることになる。しかし、その手柄を横取りするように、突如として人びとの前に現れたジャン・バルネ博士の著作などをネタにThe Art of Aromatherapy をものした(藤田忠男博士は「ありゃ、何人かでかいたもんですよ」といっておられる)ロバート・ティスランドなるヒッピーあがりの男が人々の注目をマルグリットをおしのけて一身に浴びるようになった。

これに、モーリー夫人の弟子たち(ダニエル・ライマン、シャーリー・プライス、ミシュリーヌ・アルシエら)は大あわてで国際アロマセラピスト連盟(IFA)をつくって対抗した。(り)

2013年5月29日水曜日

バッチ続く

バッチフラワーレメディーズについて、私がこんなものとアロマテラピーとを結び付けるな、といったことが、こんな怪しげなシロモノを売って商売をしている方がたをよほど怒らせたようだ。

バッチのフラワーレメディーズは、植物の(フラワーというのは誇大だ。38種のレメディーのうち、本当に花を使用しているのは半分程度)エネルギーを水に転写したもので、レメディーは人間の心の働き、体に作用してその異常を治すという。私は英国のバッチセンターで、「そんなレメディーズを開発なさって、バッチ博士が50歳そこそこでなくなったのはどうしてですか。博士はそんな特効薬を自分では用いなかったのですか」と尋ねた。センターの人間は、おそるべき詭弁で答えた。「バッチ博士は30歳で死ぬ筈だった。それが、レメディーズの力で50歳まで生きたのだから、大変な長生き人間だ」と。私は唖然としましたよ。これでは「早死に」「若死に」なんて言葉はなくなるね。(り)

バッチ花療法(バッチフラワーレメディーズ)

バッチフラワーレメディーズの「ロックウォーター」とはいったい何だ? 
井戸水・湧水とぜんたいどこがちがうのか? それを説明してくれ、といったところ、じゃあ相談料をよこせという。ものすごく高い。私は、さっそく消費者庁に通報した。「こんな商品の売りかたが許されるのか」と。同庁はじっくり調べて適切な手段を講じると答えた。きっと、バッチ博士という人物も結局、そんな金銭欲のかたまりだったのだろう。

でなければ、こんな商売人がぞくぞく生まれてくるわけがない。私は、この療法(?)が非科学的だからといって、そこをとくに批難するつもりはべつにない。この世にはまだ科学で割り切れぬものはたくさんあるからだ。
ただ、気分が沈んだり、体調が悪くて悩んだりしている人の気持ちをわかってやろうとする最低限の思いやりの心をもたぬ輩が、金儲けしか頭にない連中が、アロマテラピーを含めて「自然療法」で大金を儲けてやろうとしている姿を見るのが、たまらなく悔しいのだ。(り)

2013年5月27日月曜日

みねいアロマ音楽メディケアのこと

沖縄で坂元健吾さんや新城晋一郎さんたちが展開している「医療事業」である「みねいアロマ音楽メディケア」が、フランスの現代アロマテラピーの大家、あるいは中興の祖、ジャン・バルネ博士の医療思想に共鳴し、その著書の内容にインスパイアされて、それをTV・ラジオの音楽・トーク番組化しているとか。
坂元さん・新城さんと連絡をとると、電話口からさっそく南国の風が流れてきました(少々オーバー)。

そんなことが企てられているとは知らなかった。じゃ、おいおいジャン・バルネ博士と、その独特のアロマテラピーをご紹介しましょう。(り)

2013年5月24日金曜日

林太郎語録・科学一辺倒ですと?

私が書いた本を読んだアホな奴が、私を科学一辺倒人間だとほざいた。
私が科学一辺倒主義だと?

私の「誰もいわなかったアロマテラピーの本質」の中に登場する大工の青年は、軍隊にとられて二か月位で死んだが、彼はある「吹雪の夜」、雪まみれの軍服姿で母親のもとに帰ってきた。
狂喜した母親は粗末な食事を作って戻ってみると、息子の姿はもうなかった。
外をみても狂ったように雪がふきつけるばかり。
だが、土間にはさっき彼がはらい落とした雪がまだ残っていた。
私は、この母親の体験を「科学的に」など否定できない。反証できないからだ。
母に最期の別れを告げに息子はあの世から戻ったのだと人は言う。
そうかもしれないと考える私だ。世の中には不思議なこと、科学的にはすぐには答えがでないことがいくらもある。
これでも、私は科学一辺倒人間か?

2013年5月23日木曜日

林太郎語録(2013.05.21)

アロマテラピストはファッションヘルスを経営するヤクザの造語。

フランス語ならアロマテラプート(aromathérapeute)、イタリア語ならアロマテラピスタ、ドイツ語ならアロマテラポイト、スペイン語ならアロマテラペウタ、ロシア語ならアラマチェラペフト、英語ならアロマセラピストだ。

アロマテラピーにせよなんにせよ、正しい言葉遣いからすべてははじまる。(り)